就活生必見|GDに通らない人は就活の罠にはまっている
一通り就活をして感じたことがあります
就活にはGD(グループディスカッション)
という工程があります。
グルディスなどと呼ばれたりもしますが、今回はGDで統一します。
このGDですが、管理人は一度も落ちたことがありません。
逆に、全くGDを通過できないという友人もいます。
そしてひたすらGD対策セミナーに通ってさらに罠にはまっていきます。
個人的にはこのGDではじかれてしまう人には共通点があるように感じています。
もしあなたが、
「GDではとにかく建設的な意見を言わなくてはならない」
とか
「GDではきちんと役割をこなした人が合格する」
とか思っているなら注意が必要です。
GD対策セミナーに潜む罠
GD対策セミナーには、
「GDはやることが決まっている」
「GDではきちんと役割を決めてください」
と謳うものがあります。
GDには流れがあり、
まず、時間配分を決めます、
次に、論点を定義します、
そして、発散、収束と呼ばれるフェーズを経て、結論に向かいます。
これはある意味では正しいのですが、
こんな知識だけもってGDに望んでいても合格を確実にはできません。
そもそも、GDでみんなあらかじめ
定められた同じ動きをすれば、ハイスペックの人が合格
します。
GDの場には、
東京一工という高学歴の人、
早慶という就活専門予備校の在籍者、
学歴に頼らず長期インターンや長期留学の経験をしてきた人、
社会人必須とされる英語に長けた帰国子女、
自分よりハイスペックな人なんてたくさんいます。
それにGDは優秀な人を選ぶための選抜方法です。
誰でも通過できる共通のGD対策法なんて存在しません。
GDで絶対にしてはいけないこと
GDには絶対にしてはいけないNG行動が2つあります。
1つ目は、GDで役割決めをすることです。
繰り返します、GDで役割を決めるのは絶対にやめてください。
GD対策セミナーでは、
最初に役割と時間配分を決めて役割に徹した行動をしてください。
というセミナーもあります。
これは誰しもが知っているであろう業界最大手の元人事の人がおっしゃっていたのですが、
役割とか言い出したら落とすそうです。
2つ目は、
全くわけのわかっていない状態で発言することです。
GDでは頭の回転が速い人がたくさんいます。
そんな人が何人かいるとディスカッションが爆速で進んでいくことがあります。
そんな時、
流れについていけていないのにわかったふりをして発言をする
のは絶対にダメです。
ディスカッションについていけない人が出た場合は、
それは個人の責任ではなく全員の責任です。
堂々と、疑問点を投げてください。
適当に話すよりは確実に良い方向に動きます。
では、具体的にGDでどうすればよいのか
どうすれば通過できるのか、
という話になります。
GDはテーマによってもメンバーによってもすることは変わります。
簡単に流れとひとくくりにして
いつでも通用する必勝法を示したりはできません。
それでも合格の可能性を最大限引き上げたいなら、
GDの準備をすることです。
準備してないわけないじゃないか、
ちゃんと対策セミナーにも行ってできるだけ準備している!
と思ったかもしれません。
管理人がいうGDの準備はそういうことではありません。
例えば、
「Mドナルド社の売上を2倍にする方法」といわれて、
自分一人で答えを出せますか?
売上=顧客数×客単価
=1店舗当たりの顧客数×店舗数×客単価
と順に考えて一人で施策を出し、
施策の優先度を考えて、
最終的に結論まで到達できますか?
GDの準備というのは、
どんなテーマでもとりあえず
一人で結論までの筋道を描けるように
思考の訓練をしておくこと
を言います。
GDの場では、役割きめなどせずに、
場のコントロールに集中できるようにすることを準備と捉えてください。
つまり、すべき準備は
GDに出てきそうなテーマをひたすら見ておくこと、
そしてある程度の解法を知っておくことです。
本でもネットでも構いません。
とにかく問題に触れてください。
ここまでできたなら、GD対策セミナーに行ってください。
GD対策セミナーの一番のポイントは、セミナー講師の話ではなく、
実際に場をコントロールする練習ができることです。
GDで役割決めを宣言されたりクラッシャーにであったら…
困るのはこのケースです。
管理人は自分の役割は宣言せず、
人の役割も勝手に巻き取って進めていました(笑)
タイムキーパーなんて、
そもそも役割として必要ないですよね(笑)
ひたすら時間だけ宣言するなんて、
ビジネス面から言えば人的リソースの無駄です。
生産性最底辺です(笑)
変な人が司会を始めたらさせてあげましょう。
ひたすら
論理的矛盾を指摘していれば優秀に見えます。
クラッシャーはかなり難しくなります。
クラッシャーは軽度なクラッシャーなら論理で倒せるのですが、
そもそも論理が理解できないクラッシャーもいます。
ただ、度が過ぎたクラッシャーは周囲も面接官もすぐに気づきます。
クラッシャーに時間を取られすぎて
結論に到達できなくなることがないよう
より一層時間に注意してGDを進めていればある程度は無視しても構いません。
発表がある場合
最後に発表がある場合もありますが、
これ、そんなに重要な気がしません。
というのも管理人、
一度も発表したことがないです。
発表はお任せしてしまってもいいとさえ思っています。
ただ、GDが終わった後に担当者からの質疑がある場合は積極的に発言してください。
これは、私はGDにしっかり参加して、すべて理解していましたよ。
というアピールになります。
ということで、GDのお話をお伝えしてみましたが
やっぱりこれをしていれば通るという必勝法はありません。
ですが、しっかりと準備をすることは間違いなく突破の一助になるはずです(`・ω・´)